前会に引き続き、順次質問を許します。
小池英一君。(拍手)
〔
小池英一君登壇〕
◆
小池英一君 通告に基づきまして、順次ご質問を申し上げます。
私は、本日の質問といたしましては、すべて
福祉部中心でございますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。
まず、
福祉施設の現状と将来ということについてでございますが、質問といたしましては、当
船橋市内には、市が資金を助成して、その施設と
措置契約を結んでいる幾つかの
特別養護老人ホームがありますが、それら施設の措置数の現状と今後の見通しについて、まずお尋ねをしたいと思います。
時に、
特別養護施設についてでありますけれども、現状ではとても無理なこととは重々承知でありますけれども、痴呆症の病人を措置してもらえないだろうかなということを常々思っているのであります。一般的に、この
老人特有の病気であります痴呆症というぼけ病でございますが、いわゆる脳の
血管障害や脳の萎縮などの原因による一種の
精神障害者であります。これが軽度の症状では余り問題にならないのでありますけれども、重度となりますと、家族の人がしょっちゅうつききりで目が離せないという、これらが長く長期的にわたりますと、家族の人たちが体力的にも精神的にも非常に負担が重たくなってくる。そして、参ってしまうというのが多いんです。
それに加えまして、そういう状況になってまいりますと、経済的にもやはり問題が多く出てくるようであります。
で、悪いときには悪いものが重なるものでありまして、そういうご家庭については、大体お
ばあちゃんか
おじいちゃん、まあ
おじいちゃんが大体普通、一般的にはこういう症状が先になって、お
ばあちゃんの方が後になるみたいなんですが、必ずこうお
ばあちゃんが残って、このお
ばあちゃんもまた手がかかるという病弱な人が結構あるんですね。
それともう一つは、年代的から言ってもまだ小さな子供さんを抱えているという、こういう一般的なサラリーマンの家庭にこういう状況がよく見られるわけです。今、福祉のあり方としては
在宅福祉とか、あるいは在宅看護という、そういう形で逐次福祉のあり方ということが変わってきつつありますけれども、今私が申し上げてるこういうような家庭の状況というのは、それだけではどうにもならぬという実態があるわけなんです。で、これは一般的なお医者さんの中で、ぼけ病で困ってるから入院させてくださいと言ってみても、ぼけ病だけではなかなか入院をさせてもらえない。要するに
合併症状と言って、ぼけたほかに何か
内部疾患があればそれはその
内部疾患で引き取って病院に入れてもらえるというのはあるかもしれませんけれども、一般的にぼけ病だけではなかなか入院というふうに認められないという現状であるわけです。こんなことからよく町の中で遭遇する状況でございますけれども、そういういろいろなケースがあるわけなんです。
ですから、私は今ここで、特老の措置数と現状ということについて、お伺いをしているわけですけれども、そういう状況から判断をいたしましても、こういう
寝たきり老人の措置と同様に、このような
合併症状を持たない重度の
ぼけ症状の病人の入院の措置ができるような施設がぜひほしいということを、よく言われているわけであります。どうかひとつ、これらのことにつきましては、私は、今後の課題としてご検討されるようにご要望申し上げておきたいと思います。
それから次に、同じく
福祉施設の関係の中では、
身体障害者並びに
精神薄弱者の同じく措置数の状況と今後の見通しについてどうなっているかを、お尋ねをいたしたいと思います。
これまたひとつお話しでございますけれども、ぜひお聞きいただきたいんですが、来年の春、
養護学校を卒業予定のある
お子さんの話であります。呼ばれまして、いろいろと事情をお聞きしたんですが、この子供さんは進行性の筋ジストロフィーという病気で、ご存じのように年ごとにだんだんだんだん筋が萎縮をしていって、しまいには体が硬直をするという病状だそうでございまして、まだ学校に通っておりますんですが、今のところは元気で車いすで自由に行動し、生活をしているそうです。そして、非常に今楽しく毎日毎日を送っているそうであります。しかし、親御さんにしてみますと、あのように元気そうに見えるけれども、いつまで生きられるのか、何年こうしていられるかわからないあの子の運命であります。こんな不幸な子供だけに、親として子供が望むことで親ができることは何でも今やってやりたい気持ちでいっぱいでありますよ、こういう話で、そして実は今年の六月に、その
養護学校の紹介で市の
身体障害者福祉センターに面接に行きまして、浜町の
機能回復訓練室にぜひ入りたいという希望を申し入れたそうでございます。
しかし、今日五カ月、六カ月を経ても
センターから何の返事もないので確認をしてほしいということで相談があって、実はこれは確めてみたところ、
センターに所属するお医者さんの診断では、進行性のジストロであるので
機能回復訓練よりも、むしろ病気の治療に専念された方がよろしいんじゃないですかという、そういうお話であったようであります。
実は、この浜町の訓練室に入れてやりたいという親御さんの希望を述べられたときに、親御さんからもこんな話を──実は私も一緒に聞いているんですけれども、それは今までにあらゆる有名なお医者さんの門をたたいて診断を受け、治療も受けたけれども、結果としてはどうにもならない、あるいは人様がこういうことがいいよ、あれがいいよと言われることについてはすべてをやり尽くしました。だから今ではもう親としては、この子が喜んでくれるならばぜひそれをかなえさせてやりたいという気持ちであります。そして、一日でも二日でもいいから、この子が充実した楽しい日々が送れるようにしてあげたい。今の学校のように、同じ境遇のお友達が大勢いて、同じくみんなで歌ったり笑ったり、そして一緒にお弁当を食べたり、そういうお友達のいる社会に入れてやりたいし、まだ手が自由に動くんだから、この手を動かしてそういう訓練をさせてやりたいので、この浜町の訓練室にぜひ入れてやりたい、という親御さんの希望です。
私は、この話を聞いておりましたものですから、どうもお医者さんが、あなたの
お子さんは病気が進行しているから訓練するよりも治療した方がいいよという、そういう結果について率直におうちの人に言えなかった。それで、ずるい話かもしれませんけれども、市の担当者の名前を言って、ここにひとつ電話をして聞いてください、お医者さんが何かご意見があるみたいですよ、こういうことで話をしました。私、この話を申し上げるというのは、市のいろいろな施設について、市民の方々はいろいろな形でもって利用したいというそういうものがあるんだなということを、しみじみと感じたわけであります。
市の方が考えているように、これは病気なんだから、この人は訓練をするよりも病気に専念をしなさい、こういうことで親切におっしゃっていただく。しかし、ご家庭の
お母さんたちが現実に考えているのはそんな生やさしいもんじゃないんだ、もうこの子についてはそういうことよりもむしろ一日一日を延ばしてあげたい、そして楽しく充実した日々を一日でも多くとってあげたいんだ、だんだんだんこの子が体が固くなっちゃうんだよというそういう気持ちから、例えそれが無理であろうともこの施設に入れたかったと、こういう気持ちを感じました。
非常に市民の方の中に、いろいろな形で市の施設を利用したいという希望を持っていらっしゃる方があるということをしみじみ感じたので、このことについては、私は率直に申し上げて、どうかこういう意味での利用の仕方もあるんだということも考えていただいて、現実に問題の内面まで深く入っていただければありがたいなということを申し上げたいと思うのであります。
それから次は、昭和六十二年の
予算編成についてでございますが、
老人福祉費につきましては、高齢化に伴う対応ということで、昨日来、
先番議員さんから幾つかのご質問が出されておりました。政府の対応も定かでない現状の中では具体的な煮詰めもされていないということで、ある程度
理事者側の答弁についても無理からぬこともあるということもやむを得ないだろうし、さらには今日の国家財政の実態では、ことしの福祉の諸施策ですら維持することも困難だという話もわかるわけでありますが、しかし、いずれにしましても、苦しいからといって、ことしの実施されております福祉の施策というものは最低線でも何としても守らなきゃならない。そしてさらには、それからどれほど福祉について前進ができるかということを、私どもは多く望むわけであります。
このことと同じく
高齢者対策につきましても、我が国の六十五歳以上の
老年人口は戦後急速に増加していることは周知のことでございます。厚生省の
人口問題研究所の推計によりますと、
老年人口の実数というのは、昭和五十五年で千四十三万六千人、六十五年で千三百九十万九千人、八十五年になりますと二千三百九万六千人、さらに九十五年になりますと二千六百十五万八千人という
ぐあいに増加をしていく見通しだと言われております。このことは高齢者──七十歳以上でありますが、高齢者もその中で確実にふえていくことも事実でございます。このことからしてみましても、行政としてよほど確実な情報、さらにはそれに合わせまして体系的、総体的な整合性のある企画を持った施策を行わなければならないと思うのであります。
今日の
行政組織の中ではこの老人問題を取り扱っている部が幾つにもまたがっていると私は思うんです。まず福祉部の
老人福祉課、それに
障害福祉課、
保健衛生部の
健康管理課、
教育委員会社会教育部社会教育課と、簡単に見ましても老人問題を取り上げている部が、課が幾つかに別れております。もっと厳密に言うと、もっと課が分散しているかもしれません。仕事の内容によって課が分散しているかもしれません。
そこで、今申し上げましたように、高齢化を迎える今日、複雑な内面を持ったこの老人問題をこのような形の組織でよいかなという疑問が出てきたのであります。少なくとも、今大きく叫ばれております今後十年、二十年あるいは三十年先を見通した場合に、将来計画に基づいて、体系的に、計画的に
高齢者対策をすべき時期と私は考えるわけであります。今日のそれぞれの部課におきましてそれぞれ与えられた科目の中では、確かにお考えになっているかもしれませんけれども、このように幾つにも課が分散をしておって仕事がそれぞれ分散をしているということが、しからば体系的にどこで大きく将来に向かっての
高齢化社会に対する対応策というのがどこが中心になって考えていくんだろうか。今日、企画部の中に
婦人担当室がつくられましたように、老人問題につきましても、今社会的に大きな問題になっている。こういうことから考えまして、私はやはり老人問題を専門的に取り上げ、計画的に対処する組織をつくるべきではないかと思うので、これにつきましても、お考えがありましたらお聞かせをいただきたいと思うのであります。
さらに、
障害福祉につきましては、
身体障害者並びに
精神薄弱者のいずれの方の場合でも同じようでございますけれども、今日の社会の実態の中では、この人たちの就職の機会は極めて少なく、また長続きができない現状のようでございます。仮に関係するご父兄の方々のご努力で授産所、あるいは作業所を設けられましても、就業人数に限りがあったりあるいは仕事の内容が非常に限定をされてしまって、そういうことまで考えて、とてもじゃないけれども、経営として成り立たないということをよく聞いております。非常にこのことは大変なことでありますよと、こう言われております。特に
精神薄弱者の人たちが、一人でさえも容易に生活ができない、そういう実態もありますので、これらの実態を十分に考慮された
施設づくりを、今後も私は考えていくべきではないかと思うのであります。
新たに六十二年度に民間の力をおかりして、施設を建設の
申し込みがあるかどうか、あるいは船橋市として、これらについて新たに授産所さらには
作業所等についての建設の計画があるかどうかをお尋ねをいたしまして、第一問を終わりたいと思います。
〔
福祉部長戸川謹一君登壇〕
◎
福祉部長(
戸川謹一君)
福祉施設の現状と将来計画についてということでございまして、所管につきましてお答えさしていただきたいと思います。
まず第一は、本市が資金を助成している
特別養護老人ホーム等の問題でございます。
まず、数字的な問題をお答えさしていただきますが、本市から補助いたしております、過去にしていただきました施設は、八千代市の
グリーンヒルがございます。それから六十一年度に交付をする予定で予算を議決していただきました施設を含めまして六施設でございます。金額にしますと、二億円を超えているのが
特別養護老人ホームでございます。
それから、
養護老人ホームも申し上げますと、これは一施設で千五百万、
軽費老人ホームは一施設で一億五千万強でございます。過去に助成をいたしました施設は八施設、金額で三億七千万強でございます。
そういうことで、こういう助成をいたしまして、
措置契約を結んでいる
養護老人ホームということでございましたけれども、この今申し上げました施設に
特別養護老人ホームには八十七人の方、それから
養護老人ホームには三人の方、
軽費老人ホームには六十人の方を措置または利用願っているという状況で、あわせて百五十人のお年寄りが、市が過去に助成いたしました施設に措置または利用の形で入所をいたしております。これが第一点の問題かと思います。
それから第二点の、
痴呆性老人の問題にお話がございまして、現在の
特別養護老人ホームの措置をしております状況というふうなお話かと思います。
これはご承知のとおり、
船橋市内だけでなく、市外を含めまして、県内の多くの施設にお年寄りをお願いしているわけでございますが、
特別養護老人ホームにつきましては、県内では四十四カ所ございます。ちなみに総定員は三千百五十人でございます。そこで現在の状況は、まさに定員ぴたり入っておりますが、本市からの措置をお願いしておりますのは三山園、あるいは市内のワールドナーシングホーム等含めまして、百八十二人の方が現在
特別養護老人ホームに措置をさせていただいております。
ちなみに、
養護老人ホームにつきましては、現在八十四人の方が県内の二十二カ所の施設に措置を申し上げております。
軽費老人ホームは、県内で八カ所でございます。定員五百五十人で、入所の方は五百四十九人。こういう中で、船橋は九十七人の方が
経費老人ホームに入っております。そういうふうな状況でございます。
それから次は、
精神薄弱者、並びに
身体障害者にかかわります同じようなご趣旨のご質問かと思います。
現在、本市におきまして措置をいたしております状況は、まず
精神薄弱者の施設でございますが、
更生施設二十一カ所に百九人、それから
授産施設三カ所に六十一人、作業所二カ所十人、通勤寮一カ所一人、以上、二十七カ所の施設に百八十一人の方を措置いたしております。
それから、
身体障害者の施設に措置をさせていただいてる方は、
更生施設五カ所九人、
授産施設が六カ所で十一人、
養護施設これは四カ所県内にございますが、二十五人でございます。あわせまして四十五人の方、
身体障害者の方を措置いたしております。
それから、この問題に絡みまして、
浜町公民館の中に併設をしております
浜町機能回復訓練室のことがご質問ございました。いろいろこの施設の利用の仕方という意味でのご提言があったわけでございます。お話につきましては、私も課の方から承知をいたしておりまして、このことにつきましてはいろいろと内部的にも協議をいたし、
ドクターのご意見等も徴したわけでございます。
ドクターのお話によりますと、ご紹介もありましたけれども、やはり症状が固定しないまま施設に入所させることは危険が伴うということでございます。私ども、ある程度症状が固定いたしましたならばこういう施設を利用願うことは結構ではないかというふうに思っているわけでございます。
それから、
組織関係のことにつきましては、他の専門の方からお答えをしていただくことといたしまして、最後の問題は
障害福祉施設の問題でございます。
昭和六十二年度に本市で建設をする計画、あるいは民間の力を借りて
措置施設をふやしていく考えはどうかというふうなご趣旨と承った次第でございます。このことにつきましては、昨日来、いろいろ
先番議員さんに、市長の方から予算の問題とあわせましてお答えがなされておられるわけでございますが、現時点ではまだ私
ども予算をお願いしている段階でございまして、市長の決定をいただいていない段階でございますので、なかなか申し上げにくいわけでございます。率直に申し上げまして、
精神薄弱者更生施設等につきましての助成の
申し込みを受けている事実はございます。こういう施設につきましては、ご質問者のご趣旨等も十分体しまして、予算化をお願いする所存でございます。
以上でございます。
〔
助役野村誠一君登壇〕
◎助役(
野村誠一君) お尋ねの最後のところに、高齢化問題に総合的に対応するというための体系的な組織を考えたらどうかというお尋ね、それに対して私からお答え申し上げたいと思います。
基本的な方向としては、ご指摘の方向というものは考えざるを得ないというふうに考えております。ただ組織論というのは、非常に一面難しい面がございまして、例えば老人問題を考える場合に、確かに
老人固有の特老施設とか、いわゆる
収容施設をどうするか、あるいは
在宅福祉をどうするかという側面、それに絡んで今度は
地域医療ないしは
地域保健という側面からのアプローチも必要であろう、あるいは生涯教育的な意味で生きがいを持って健康な老人がどう生きていくか、どう人生を人間らしく全うしていくか、そういう意味の総合的な
社会教育という側面もございます。いろいろな分野に実はかかわり合いがあって、極端に言えば全
行政体系に実は絡んでくるということもございます。例えば
健康管理という面を考えますと、逆に
健康管理という側面から見ますと、子供から、あるいは母親の問題、子供の問題、成人の問題、お年寄りの問題を全部総合した地域の予防を含めた包括的な
地域保健、
地域医療というものをどう考えるか、そのために施設なり何なりをどう整備していくか、どういうふうにソフト面を考えるかという、またそれぞれの分野ごとの体系的なシステムというものもやっぱり必要であるし、またそれを一元的に考えていかなければならない。そういう部面から
老人問題絡みのを全部取り出していくとなると、またそれぞれの分野についての体系的な見方に、
一つ一つの分野にまた欠落が生ずる、そういう問題もございます。ですから、基本的に、現状は確かに
老人福祉部の
老人福祉課が基本的な
老人固有のある程度幅の広い
老人施策を体系的にとらえるという形でやっておりますが、同時に
医療保健なり何なりの面は別に
健康管理課でとらえていく、まあそこにある意味では老人、あるいは高齢化問題という面からみると、確かに体系化がどこかずれが出てくるという、実は縦でとらえても横でとらえてもどっちかにやっぱりずれが出てくるという、組織論的に考えるとそういう問題が実はあるわけでございます。そういう中で、例えば主要な、トータルの主要な問題はある
セクションあるいは部局が担当しながら、同時にそれが周辺のさまざまな分野に絡む問題は、そこが窓口になって
総合調整機能を持たせるという形でもって、今おっしゃったような体系化の実を上げていくという方法論も原理的には有効に左右する場合もあり得ます。あの、おっしゃることよくわかりますので、いろいろな手法なりを組織論的にもしっかりと考えていって、少し研究を十分させていただきたいと思っております。
〔
小池英一君登壇〕
◆
小池英一君 二問をさせていただきます。
福祉部長からのご答弁、施設の現況ということでお答えいただきましたけれども、将来についてどうなっているかということについて、ちょっと私のご質問の仕方が悪かったのか、お答えが出てこなかったけれども、それぞれの施設についてる待機者というものがいるのかいないのか、こういうことが実は知りたかったわけです。
その中でひとつお伺いしておきたいのは、
藤原学園の跡地について、たしか本
年度予算がついてあったはずなんですが、
藤原学園の跡地については今現在どういう形で利用されていて、そしてそれが将来どういう方向でこれが増改築をするのか、あるいは地域のニーズと合った内容になっていくのか、そういうことにつきましてもご計画があったらば、あるいは考え方があったらばお聞かせをいただきたいと思います。
これは
老人施設とそれから
身体障害者の施設、それぞれ待機者についてお伺いをしておきたいと思う。
それから、ただいま助役さんからご答弁をいただきました。確かに縦から集約しても横から集約してもやはりダブるところがあるということにつきましても、私としても理解はするわけでございます。
いずれにいたしましても、人生わずか五十年と言われた時代から、今は人生わずかとは言わぬけれども、八十年の時代に来ているわけです。ここに三十年の開きがある。それからさらに、けさの新聞等を見ますと、労働法改正されまして、週四十時間、当面は四十六時間ということで、労働時間の一つの規制が出ている。
一般的には当時昭和五十年から五十五、六年までは退職年齢が五十歳とか四十八歳とかという企業もあったけれども、今だんだんこう落ちついてきまして大体五十五歳から六十歳の方向に来ているように思える。仮に六十歳で定年退職をしましても、二十年間は生きると考えていかなきゃならない。ましてや、今こういう健康なお年寄りが多いということから考えると、ただ単に
老人福祉といって六十歳以上あるいは六十五歳以上、七十歳以上を老人だといって規定することすらさえも、難しいような事態になっているわけである。そういう中から、一概に
老人福祉だというあり方で、すべてを老人として包含するところにやはり問題があるような気がするわけである。そういう意味ではもっと幅の広い、さらには将来に向けてのあり方というものを根本的に考えていかなきゃいけないのには、少しこう課の分野では問題が大き過ぎないだろうかという感じがするわけでございます。
少なくともこの五十一万四千三百の人口の中で、昭和八十五年に向け、九十五年に向けて、ますます人口が高齢化していくという現実が明らかになっているこの時点で、将来を展望したところのあり方というものを今のこの時点から考えていかなければいけないようなこういう時代の中で、大きな問題をとらえるには少し荷が重いような気がする。
当面、確かに現実に置かれているところの施策についてそれぞれの
セクションは懸命に努力をしていただいていることも事実でございます。そういう意味では非常にこの今の
福祉関係については感謝を申し上げておりますが、しかし将来を考えてみた場合にはやはりそういう形での対策というものがやはり必要になってくるということを、痛切に感じているのでございます。その意味からもぜひひとつ今の助役さんのお考えについても理解はできますけれども、そういう広義な面での福祉のとらえ方、すべてを
老人福祉とか福祉という感じじゃなく、少なくとも人間パワーとしてのあり方というものをとらえての老人対策──
老人福祉とは言いません──老人対策というものを考えていく時期にあろうかと思いますので、それらを含めて、ひとつご検討いただければありがたいと思います。
以上で二問を終わります。
〔
福祉部長戸川謹一君登壇〕
◎
福祉部長(
戸川謹一君) ご質問の趣旨のうちの答弁漏れがございまして大変申しわけなく思います。
まず、将来にわたっての計画と申しますか、そういうことについてのお話でございます。まず
障害福祉の関係からご説明を申し上げたいと思いますが、現在
精神薄弱者の
収容施設に入所を希望しておりながら在宅の方が七名おられるわけです。それから児童施設に入っておりながら十八歳以上になっておりまして、措置の延長をお願いをしているものが六人おられるわけでございます。現時点では十三人の方が
精神薄弱者施設の待機者というふうに考えております。
また、今後三年間を見た場合には、児童施設に入っている方がやはり十名程度この児童施設から出ざるを得ない状況になってくるというふうに考えられます。こういう中で私どもも、いろいろ毎年
精神薄弱者更生施設等に助成を議決していただきまして、いろいろ民間施設に措置を依頼しているんでございますが、なかなか思うようにいかないのが現状でございます。
そういう中で、今後の対応と申しますか、ご質問の将来計画ということにつきましては、まず私立の北総育成園を増改築をお願いしたいと思っているわけでございます。二十人ないし、二十五人の定数増をお願いしたいというふうに考えて現在計画を検討中でございます。
それから現在ございます光風みどり園絡みで、通所の
精神薄弱者の施設につきましては
養護学校の高等部がございますが、ここを卒業されて
授産施設に入所を希望する方がいるわけでございます。六十五年度末までの想定で六十二名というふうに推計いたしております。これに対しましてもやはり無策というわけにはいきませんので、現在の光風みどり園が定員七十人で運営さしていただいておりますけれども、これが百人施設でございます。施設的には百人の能力を持った施設でございますので、六十五年度までの適当な時期に百人に増員をお願いしていきたいというふうに考えているものでございます。
そのほか、民間の本年度助成を議決していただいております、習志野市にできますあかね園、これは十人の子供たちを受け入れていただくということになっておりますし、そういう状況でこれからも、なお将来計画と申しますと、なおいろいろな手を打っていかなきゃいけないであろうというふうには考えておりますが、当面やはり私立の施設──北総育成園と光風みどり園の増強ということをメーンとして考えていきたいというふうに考えております。
なお、
身体障害者の施設につきましては、ほぼ即応できる体制になっておりまして、現在の時点で待機者はおりません。これが
障害福祉関係の状況でございます。
続きまして、
藤原学園の関係のご質問でございました。
藤原学園の跡地ということのお話でございますが、現在はご承知のとおり
藤原学園が木造ではございますが、あそこに現として存在し運営をしているわけでございます。ここにつきましては、昭和三十六年に建設をした施設でありまして、非常に長くたっておりますし、木造であるがゆえに相当老朽をしているということで、地元の方からもいろいろな形でのご要望がございます。西の方に
老人福祉施設がないので
老人福祉施設を欲しいとか、あるいは児童ホームの用地に欲しいとかいろいろございます。しかしながら、私どもといたしましては、なかなか現在ある施設を考えますと直ちにそういうご要望に、ということにはいきませんで、このことにつきましては、企画部の方にもご相談を申し上げまして、現在、
藤原学園今後どうあるべきかということで、いろいろご協議をさしていただいている状況でございます。
そういう中で、ご承知のとおり、
藤原学園の建設につきましては六月の議会でも申し上げましたけれども、国庫補助金がついております関係で、処分制限期間というのがございます。そういうことで、もうしばらくは今のまま推移せざるを得ないだろうというふうに考えております。
それから最後の、
老人福祉施設の待機者の関係でございますが、現在課の方で受け付けております待機者は十五人でございます。この
老人福祉施設の入所につきましては、ご承知のとおり本年四月から専門家を交えました入所判定委員会というものができまして、そこで客観的な判断を、医学的な判定その他客観的にやっていただいております。十五人が即入所できるということでないことをお願いしたいわけでございますが、明年の四月に車方に建設中の船橋梨香園(予定時間終了五分前の合図)五十人施設が完成いたしますので、現在の待機者については、来年の四月時点では十分対応していけるというふうに考えております。
なお、将来を見込みました
老人福祉施設の想定といたしましては、六十七年度現在で三百五十人ぐらいというふうに私ども想定いたしております。現在百八十人台でございますから、その差百七十人前後が、今後の間に最低限度施設としてつくっていく必要があるというふうに考えているものでございます。
以上でございます。
〔
助役野村誠一君登壇〕
◎助役(
野村誠一君) 第二問目のお話が質問であるような、あるいはご要望のような、ちょっとわかりませんでしたが、一応ご趣旨は老人問題中心としながら、これから
高齢化社会へ向けてそういう視点に立った施策をどう体系的に進めていくか、それをどう体系的な取り組みをしていくかという、そういうご趣旨かというふうに改めて理解をいたしたわけでございますが、それらにおきまして個々の
セクション──これは非常に広範にわたりますので、個々の
セクションの専門性というものをやっぱり一応尊重し、その専門性を十分生かしながら、同時にそれぞれの部門の指針となるような方向づけをつけるような体系的なその構築をどうするか。例えば、企画調整室、企画部もございますので、そういう機構を十分活用も考えながら、そういう体系的な施策方向を十分取り組んでまいりたい、こういうふうに考えておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。
◆
小池英一君 了解。
─────────────────
○議長(
大久保博夫君) 中村洋君。(拍手)
〔中村洋君登壇〕
◆中村洋君 今回は、本町四丁目の優良再開発建築物整備促進事業に基づく勤労者
福祉施設一本に絞って、ご質問申し上げます。
既にごらんになったと思いますが、昨年の四月十五日付の船橋の広報でございますが、「優良再開発建築物整備促進事業 あなたの土地を有効利用」ということで、一面のトップを飾っていっぱいに予想写真まで載せて市民の方に配られております。前段を見ますと、
個人の持っている土地の有効活用によって、市街地の再開発を図る「優良再開発建築物整備促進事業」。都市再開発法に基づく市街地再開発事業と異なり、法律的手続きを要せず、二人以上の地権者の任意の事業に、市が費用の一部を助成する新しい都市整備の手法です。現在、本町地区の地権者からこの事業の適用を受けて共同ビルを建設したいとの申し出があり、市も地権者の一人に加わって、共同ビルに「勤労者
福祉施設」を建設します。
と、そして「事業適用千葉県第一号で船橋駅近辺に勤労者
福祉施設」との大見出しで、完成予想図の写真まで載せた広報が全市民に配布されました。
地権者を初め地元商店会や善良な市民は、一日千秋の思いで完成の早からぬことを期待しておりました。地権者の話によれば、昭和五十九年の夏ごろから建設計画の話を聞いているそうです。したがって、約二年有余になりますが、いまだに工事も始まっておりません。地元の商店会もついにしびれをきらして、去る十月二十七日付をもって建設工事促進方の陳情書が出され、今議会の建設委員会に付託されると聞いております。
この陳情書によれば、「昨年四月二十六日市当局の説明に続き、設計管理を担当する株式会社藍建築設計事務所からも数度にわたる計画説明等により、本年一月近隣住民、町会、商店会等を含めて建築工事協定を締結し、五月二十八日には施工業者の京成建設株式会社も出席して地鎮祭も完了した」と書かれております。
しかるに、いまだに工事に着工できないのは、何らかの大きな障害なりそれなりの理由があるものと思量いたします。現場の広告板を拝見いたしますと、「都市計画法第二十九条──すなわち開発行為の許可でございますが──の規定による許可済 市指令第五号の五三 昭和六十一年二月四日 工事施工者京成建設株式会社 面積三千四百八十・五四平米 工事期間昭和六十一年二月十五日から昭和六十二年七月末日」とあります。
そこでお尋ねいたします。この事業に関連する地権者は、全部で何名いらっしゃるのか。当初計画した敷地面積は何平米なのか。そして、地権者との交渉経過等がわかればお教え願いたいと思います。
着工がおくれている最大の理由は、一部地権者の代替地がうまくいかなかったとも仄聞しておりますが、その経過とそれ以外に大幅に遅延している理由があれば、あわせてご教示願いたいと思います。
私が地権者から直接聞いたところによりますと、昭和五十九年当初に本町四丁目千二百五十七番の一、宅地三百五十五・六〇平米所有の株式会社藍建築事務所がワンルームマンションの建設計画を立て、周囲の人に理解を求めたところ反対されたため、今度は規模を拡大しまして、(図面掲示)この赤線がこの拡大した区域内でございます。そして真ん中の──後ほど質問いたしますが──オレンジになっているところが、船橋市が所有権を取得した土地でございます。そして、ファミリーマンションに切りかえまして、昭和五十九年度に設けられました優良再開発建築物整備促進事業の一環として、市も地権者の一人として強力にバックアップするからぜひご協力願いたいということで、昭和五十九年八月から十月ごろの間にかけまして、株式会社藍建築事務所が各個別に説得して歩かれたようです。その結果、地権者は地元の活性化のために一応計画には賛成し、等価交換方式でやるということで了解されたと聞いております。今回の優良再開発建築物整備促進事業は、今のところ県内では本町四丁目の一件だけだそうです。したがって、この成り行きは他の市町村も、マスコミも大いに注目しているところであります。たまたま虫が知らせたように、タイミングよく──ごらんになったと思いますが、昨日の毎日新聞の朝刊でございますが、これに「船橋の本町四丁目再開発 民活ビルの規模縮小 代替地あっせんできず」の大見出しで、前段は次のように述べております。
建設省が提起した優良再開発建築物整備促進事業に基づく県内第一号の事業として今年二月着工、来年夏完成予定の民活による船橋市本町四丁目都市開発ビルが、いまだに着工されないまま事業規模の縮小、設計のやり直しという実態に追い込まれている。同市中心部では、過去十数年間に数々の再開発計画が浮かんで途中で挫折しており、改めて再開発事業の難しさを浮き彫りにした格好となった。と、このように述べております。
そして、当初は総工費約五十億円で地上七階、地下一階、延べ一万二千八百平米のビル建設を予定、一階から四階にかけては勤労者
福祉施設として利用する計画だったが、「一部地権者の希望に沿った代替地のあっせんができずに今日に至り、ついに当初の計画を断念。その地権者の所有地一〇五四平方メートルなどを含め、全体計画の三分の一に相当する部分を除外して縮小せざるを得なくなった」と報じていますが、おくればせながら、最終的にはもう少し時間をかけて、当初の計画どおりこの事業を進めるのか、それとも新聞報道のとおりビルの規模を大幅に縮小してやるのか、あるいはまた、白紙撤回の上、原状回復をするのか、今後の見通しについて当局のお考えをお伺いいたします。
次に確認の意味で、補助金についてお尋ねいたします。
調査設計費、土地整備費、土地施設整備費、そして国と県から補助金は幾ら出たのか、また市の支出負担もあわせてお伺いいたします。
以上で一問を終わります。ご答弁は簡潔明快にお願いいたしたいと思います。
〔建築部長川城隆君登壇〕
◎建築部長(川城隆君) 優良再開発建築物整備促進事業の関係につきまして、私からご答弁申し上げます。
まず、地権者でございますが、当初十九名でございます。このうち土地所有者につきましては十六人と、こういうことでございます。
それから、当初の敷地計画でございますが、三千四百八十平米でございます。
それから、用地交渉の経過ということでのご質問でございますが、この十九名のうち十八名につきましては権利関係の調整を行いまして、転出また仮店舗により営業を行っておるわけでございます。残り一名につきましては、地権者代表であります藍設計事務所において、本年の八月まで一年有余にわたりまして本町初め船橋北口、東船橋駅周辺と多数の物件を提示いたしたわけでございますが、なかなか本人の希望に沿わないと、こういうことから不調になったわけでございますが、そういうような経過がございまして、市といたしましては、九月の議会でも市長からご答弁ありましたように、局長が入りまして、代替のあっせんの労をとったわけでございますが、これも残念ながら不調に終わったと、こういうような経過をたどっておるわけでございます。
おくれた理由ということでございますが、先ほど申し上げましたように十九名の地権者のうち、一名の地権者が権利調整が整わないと、そういうようなことでこの工事が着工できない、こういうことが最大の理由だと、こういうことで地権者代表の方から報告を私どもは受けているところでございます。
それから、今後の見通しというようなお話しでございますが、先ほど申し上げましたように、これ以上交渉を続けましても、やたらに本事業の着工をおくらせるというようなことから、他の地権者並びに周辺商店街に与える影響また経済的なものを考えた場合に、やはり当初計画を変更せざるを得ない、こういう段階に現在来ているわけでございます。
そこで現在、藍設計事務所におきましては、この事業に対する規模等の変更について地権者間の協議に入っておるというようなことでございます。この中には当然私どもの勤労福祉会館も入るわけでございますので、これらについても現在経済部と設計協議を行っている、こういうことでございます。したがいまして、これらの関係が整い次第縮小した形の中で、この優良再開発整備促進事業が行われるものというふうに私どもは理解をしているところでございます。
なお、具体的にというようなことでございますが、建物全体の面積についてはまだ決定しておりません。それと、当初分譲マンションが相当入って、計画の中にあったわけでございますが、その大半がやはり削除されると、こういうようなことのようでございます。
なお、この調整が整い次第、本年度中に着工したいと、こういうことで藍設計事務所の方から聞いているところでございます。
それから補助金、それと支出負担行為の関係ということでございますが、補助金につきましては、全体として六千四百九十一万六千円でございます。補助金につきましては六千四百九十一万六千円、それに対し、国庫補助金が三千二百四十五万八千円、県費補助が千六百二十二万九千円、市が補助した分といたしまして、県と同額の千六百二十二万九千円と、こういうようなことでございます。
中高年の婦人の再就職の希望、あるいはそれらに類する職業というもので、今後ますますふえてくるということは承知しております。
その専門技術の再生、あるいは新しい技術等を習得させる場合も当然必要と考えます。今日までは、ただいま
福祉部長がお答えをしました福祉施策の一環、それからなお
社会教育の場の中でということで、若干の中では取り組んでおります。しかしながら、これからは総合的にやはり検討していかなきゃならぬであろう、このように考えます。
そういう考え方から、私どもの企画部に本年四月に女性担当室が誕生したわけです。来年度の計画でございますけれども、市民女性の意識調査を行う予定でございます。そういう中に、若干すぐには間に合いませんけれども、その調査の中でも中高年女性の能力開発というもの、またこれから勉強していこうというものの意欲というものを十分くみ取るような実態とニーズを探ることができるのではないかと考えます。そういう意味から十分やっていきたいと思います。
また、本年十月に婦人問題懇談会というのも発足をいたしました。
ここでも婦人に対する調査研究をしていただいております。そういう中にもお願いをいたしまして、この調査結果、あわせて答申等もまちまして、今後必要な部門について、また窓口をどのように持っていくか、そういうものを十分検討してまいりたい、このように考えております。
〔村岡晴彦君登壇〕
◆村岡晴彦君 第二問をお願いします。
県道の問題でございますけれども、大変対応が遅いという問題は常々感じているところでありますが、しかしながら、以前私が要請したことで、これも県道鎌ケ谷─古和釜の二和東ローソン前といいますか、四角のところでありますけれども、トラックの振動で道路が陥没した事故があったんですが、その際は、市の道管にお願いしたところ、葛南土木に言っていると遅くなるので、直ちにやろうということで、まさしく電光石火の早業で、緊急性を要したことから即実行していただいたことを記憶しております。
そのようなことができるから、道管が忙しくなるということではないとは判断しますけれども、いずれにしても、対応の仕方に──要請の仕方ですか、対応の仕方ですか、その辺はっきりわかりませんけれども、ちょっと手ぬるいというか、遅過ぎるような感じがするわけであります。したがって、部長もできるだけ早く努力したいというふうなことをおっしゃっていましたので、そのお言葉を私は信用して要請、要望にしておきます。
井草団地の地域の土地が、今凍結したような状態になっているわけでありますけれども、この土地に関しては、五十九年のころに県議会で問題にされているわけですね。それが結局、六十一年の十一月、先月和解勧告が出たということでありますけれども、こういう地域住民が大変迷惑するようなものに対しては特別な措置ができないものかどうか。これは放っておけば、災害なんていうのは忘れたころにやって来るとよく言いますけれども、必ず被害が出てくる地点であるわけですね。そのために何度も迷惑をしている人がいるわけでありますから、それこそ緊急性を要するというふうに私は思うわけで、特別な措置の要請をしますけれども、そのことができるかどうかということのお答えをいただきたいというふうに思います。
総務部長ですけれども、私はすぐやる課を設置しなさいなんてことは言っておりませんので、広報公聴課で私が言ったようなことに対してすぐ対応できるかどうか、職員の人にも二、三私聞いてみたんですけれども、例えば排水路管理課、排水路建設課、下水道管理課、いろいろ水に関して多岐に分かれているわけですよ。公聴課の課長さんがすべてそれをマスターしていらっしゃるというふうに私は信じたいわけですけれども、必ずしも課長がいるときばかりでもないわけで、職員というのは定期的に回りますからね。そういう場合にいつ、どなたが質問されても対処できるような、普遍性のあるような対応ができるようにやっていただきたい、こう思うんですね。
広報公聴課で今やっているから安心だというふうなところがあるようでございますけれども、その点十分に果たされているのかどうか、市の職員の中からもいろいろ聞いた範囲で私はこういう質問をするわけですから、その点をもう一度お願いしたいと思うんですね。
福祉の問題では、母子家庭で生活保護を受けて働きながら講習を受ける、そのための月謝とか交通費ということは出せるということであります。私が言っているのは、その期間、たとえ働かなくても、その人が技術を──長期的に見れば、国も市もそのことが有利に働くわけでありましてね、ましてやその働き手が技術を導入したということは、将来の財産にもなることですから、そういう意味では働きながら生活保護を受けて、働きながらこの講習を受けるというのは、子供を抱えて大変厳しい現状だというふうに思うわけですね。生業資金や交通費が与えられているけれども、その間働かなくても生活保護はできないか、そして面倒を見ていくことができないかということをお尋ねしているわけで、できるかできないかということに対してちょっとご答弁をお願いしたい。
最後の企画部長のことですけれども、現在は貿易の不均衡で構造不況というふうに言われているわけです。大人の男性ですらなかなか就職が難しいという時代に、女性を就労させようという機会をつくるというのは大変困難なことだというふうに私も理解しております。しかしながら、OL時代、あるいは専門学校を出て技術をちゃんと身につけている女性が、子育てのためにある期間離れてしまう。
技術を忘れてしまうというか、能力が低下してしまう。そういうものを再開発をする、あるいは技術がなかった人を技術をつけてあげる。これは日本の国にとっても財産になるわけでありまして、そういう意味で機会の創設といいますか、そういうチャンスをつくっていかなければならない、こういうふうに思っているわけでありますので、これは今すぐというわけにはいかないというふうに私も理解しております。したがって、ぜひ女性の──日本の国の半分は女性でありまして、私は女性の味方だというフェミニストで言っているわけではありません。日本のこれからの職業の機会創出のためにもぜひそういうことが必要であるという意味から、これは要望としておきますが、その他については少しお答えをお願いしたいと思います。
〔土木部長真田勉君登壇〕
◎土木部長(真田勉君) 所管の事項でお答えいたします。
懸案になっている未改修部分の対応ということで特別措置ができるかということでございますけれども、これはあくまで現在争っているのは、民民で実際争っているわけですから、これは基本的に争っている方がある程度了解点に達しなければ、即行政側がとれる措置としていろいろあるわけですけれども、そういうものがそこへ入れるのかどうかということで、これはちょっといろいろ難しい問題だろうと思います。これは十分またいろいろ検討もしますけれども、基本的には地権者同士の了解をまず得ていただくということで、あといろんな措置について、行政も協力できるものについては考えるということですけれども、特別措置ということの意味がどういうことなのかというと、普通、行政ですと、大変事業がおくれてその間だけだという場合ですと、収用というような形のものもございますし、権利関係がおさまらなければ、話し合いで事前着工だけして工事だけやらせていただくというような形のものもいろいろあると思います。これは県とも十分協議して、できるだけ早い時点で、次の災害等に十分備えるような形で取り組みをしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。(「何回も本会議でやっているでしょう、この問題は」「早くやれよ」「またやればいいじゃないか」と呼ぶ者あり)
〔総務部長本田行夫君登壇〕
◎総務部長(本田行夫君) 再質問にお答え申し上げます。
ご質問者は広報公聴課で対応できるかというようなご質問かと思いますが、私は対応できるというふうに信じております。ただ、これは広報公聴課の職員だけではございません。私も含めまして、市職員全般といたしまして、こういう種の問題が起こるというのは、やはり市民の方々の照会、あるいは要望事項等の内容の把握が不十分というふうなこともあろうかと思いますし、問題を解決するための関係部課との連携の不十分、また市民サービスに対する基本的な接遇に対する自覚の不足ということがあろうかと思います。こういうことが満足されれば、市民の方々とのトラブルなり、あるいは接遇の拙劣さということが解消されると、私はこのように思います。したがいまして、今後こういう点を重点的に研修の中に取り入れまして、職員の資質向上を図りたい、このように考えますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
〔
福祉部長戸川謹一君登壇〕
◎
福祉部長(
戸川謹一君) 再質問にお答えいたします。
私のご説明が不十分であったかもわかりませんが、生活保護を受けている場合には、おおむね生活扶助を受けている方が主でございます。そういうふうなことで、実際に働いておられない状態があったという場合でも、生活扶助が出ているケースがあるわけでございます。そういうふうなことで、今の点につきましても、技術習得のためのそういうことでありますならば、十分に考慮して対処していきたい。生活扶助が出ているということは、最低生活はカバーして差し上げているというふうに考えておりますので、ひとつご理解いただきたいと思います。
〔村岡晴彦君登壇〕
◆村岡晴彦君 第三問を。
総務部長は確信を持って果たせることができる、こういうふうに言われましたけれども、苦情が出ている現実は果たされてないわけですね。現実は苦情が出ているわけですから、何もここで確信持って言われても私は困るわけでありまして、(笑声)その市民の苦情をとめていただければ、私たちの仕事は果たせるわけでありますから、その点を勘違いしないで、確信だけで言われては困るというふうに思うわけであります。
それから、福祉部の生活扶助を受けている方の問題ですけれども、今までにそういうことは、技術を習得するために面倒を見るというようなことで、働かないでいいというようなことは言われないはずだと思うんですね。働くことを条件でなければ、なかなか生活扶助をしていただけないということが、時たま耳に入るわけでありまして、それはそれで当然だというふうに思います。しかしながら、しっかりした技術を身につけて、そして自分の子供を面倒を見たり、あるいは社会に貢献をしたりというような、意気盛んな女性も中にはいるわけでありまして、そういう方が、働いて子供を面倒見て、そして夜、技術習得のための講習に行くというのは、大変厳しい条件ではないかというふうに思うわけですから、そういう面では、そういう意欲のある人に対して、生活扶助をある期間見ていただくような、そういう考え方は一合、消極的ですけれども、あるようなことをおっしゃっていましたので、そういうふうに私は理解したいと思いますが、そういうことが出てきた場合に、別にそういうことを悪用する人はないと思いますけれども、厳密に調査をした結果、そういう対応も必要であるということを切にお願いしまして、終わりたいと思います。
─────────────────
○副議長(椎名政雄君) 池沢敏夫君。(拍手)
〔池沢敏夫君登壇〕
◆池沢敏夫君 通告に基づいて質問をいたしますが、一口に教育行政についてと申し上げても幅が広いものです。私は日ごろからゆとりある教育を、言いかえれば、日本の未来を担う大切な子供たちが心身ともに健康で、心が広くてやさしくて、そして包容力があり、想像力豊かな明るい子供を育てるために、伸び伸びとした教育環境をつくる必要があると繰り返し求めてまいりました。マンモス校の解消問題しかり、一クラス四十人学級の実現の方向が出ましたけれども、今度は三十五人学級を追求していかなければなりませんし、あるいは個性豊かな地域にマッチした校舎をつくらなければならないなど提起をしてまいりました。学校給食、中学校の給食の問題、あるいはPTA活動のあり方、施設整備の課題など数多くのテーマがございます。しかし、とても大きい問題ですから、一時間の持ち時間ではとても議論を尽くすわけにまいりません。そこで課題を絞りまして、丁寧に通告をいたしました。二つの問題です。端的に質問をいたしますので、ひとつ明快なご答弁をお願いをいたします。
質問の第一点は、去る九月の議会において議論をいたしました、法典小学校の□□□□【氏名】君のソフトボール事故死の問題です。市の教育委員会は、その原因を通常の練習であった、決して敗戦に伴うペナルティーではないと主張しています。私は、事故というのは必ず原因があるからだ、企業の中において、会社の中においてけが人が出たら、必ず原因があるから、その原因を明らかにしなければ、また同じ事故を発生してしまうよと指導もされましたし、指導もしてまいりました。したがって、通常の練習だでは原因がどこかにいっちゃって、その原因を追及しないでないがしろにしていては、また同じ事故を発生する危惧を感じるわけですけれども、それでも昨日、
先番議員がこの問題で質問いたしましたところ、具体的に市教委は対応策を検討されているということです。教育長が研究協議会をつくって、四つの分野を設置して検討を進めていきたいと答えておりますけれども、それではその内容、経過、そしてメンバーはどういう構成で設置をされたのか、この場で明らかにしておいていただきたいと思います。
あわせまして、学校現場の指導者への研修はどのように進めていらっしゃるのか、クラブ活動の指導者や、あるいは部活動の指導者が萎縮しちゃっていたのでは何にもならないと思うので、その点でどんな対応を進めているかについて端的にお答えいただきたいと思います。
次に、今度も大きな社会問題として新聞を連日にぎわしております体罰、しごき、あるいはいじめの問題などについて、その防止策をお伺いしたいと思います。(「愛のムチだよ」と呼ぶ者あり)これも二つだけ絞ってお伺いをしますので、端的にお答えをいただきたいと思います。
昨日、やはり
先番議員からの質問で学校教育部長は、体罰、しごきは残念ながら存在をしている、実情は把握をしていると答弁をされています。しかし、ご存じならば、なぜ撲滅できないのか。(「愛のムチだ」と呼ぶ者あり)その理由を問わなければなりませんけれども、私は本当のところがわかっていないから、対応がなかなかできないんじゃなかろうか、こう思うわけです。したがって、実際どの程度知っているか、試験をするわけじゃありませんけれども、質問をしておきます。
具体的なことを言っておきます。芝山中学校において、一年生、二年生、三年生の学年の登校拒否児はそれぞれ何人ずついらっしゃると把握をしているか。簡単な問題です。あわせて、その登校拒否児がなぜ登校拒否をしているのか、(「家庭にもあんだぞ」と呼ぶ者あり)原因はどう把握されているのかだけ最初にお答えをいただきたいと思います。
二つ目の問題として、障害者福祉の問題について質問をいたします。来るべき新年、一九八七年は、ちょうど国連が定めました国際障害者年十年の中間年に当たります。この中間年というのは、過去五年間の福祉施策の進み方を点検をして、どこに問題点があったのかを一回整理をして、そして今後何をなすべきかを立てなければならない大切な年だろうと思います。
我が国においても、五年前につくられた国内長期行動計画の実施状況を中心にして、そういう点検が行われるはずであります。福祉を進めている現場は、言うまでもなく地域社会でありまして、市町村の行政はその直接の責任を持つわけですから、このような観点から考えるとき、当市における過去五年間の障害者福祉についてどういう進展があったと考えられるか、自己診断をして何点であったのか、まず考え方を聞かせていただきたいと思います。そして、その中でどの点がおくれていて、この後、五年以降、何を、どの点を中心に進めなければならないと考えているかについて市長のご答弁をいただきたいと思います。
地域福祉の推進を考える上で、社会福祉協議会の存在は欠かすことができません。私は時々、障害者問題に触れるとき、例えば十一階の障害者トイレが物置きになっているよとか、あるいは道路の歩道橋を渡るラインと切り込みがずれているよとか、いろいろな問題をちょこちょこと例として指摘をしてまいりますと、ちゃんと直してくれています。しかし、今まで一つの例として挙げてきたけれども、どうにも直らない問題がございます。それは社会福祉協議会がなぜ二階なのか。社会福祉協議会は、やはり地域のご老人や、あるいは身体障害や、そしてボランティアや市民の方々が自由に利用でき、そしていつでも懇談でき、福祉のあり方について討論ができるような場所が欲しい。しかし現状では、少なくも二階にあるということは、車いすだけはおいでいただかなくて結構ですと排他をしていることにならないのかどうか。社会福祉協議会の会館の新設について、新しい会館の建設について考えなければならない時期だろうと思います。建設に関して、新設に関して、これも市長はどう考えられるかお答えをいただければと思います。
次に、社会福祉協議会では家庭奉仕員の派遣制度を行っておりますけれども、これには専門奉仕員とそして有料によるボランティアの奉仕員、二種類があるようです。私は別に後者のボランティア制度を否定をしているわけではありませんけれども、いかにも専門奉仕員が不十分すぎないだろうか。現在十一人ということですけれども、お隣の八千代市が十一人です。人口比から考えたときには、全く不足をしていると指摘をせざるを得ません。もしこれがふやせないんだとすれば、それは福祉の切り捨ての一つだと言わなければならないと考えます。家庭奉仕員をふやす具体策、用意があるかどうか、そして現状どうしてこんなに少ない人数なのか、その原因はどこにあるのかについてお答えをいただければと思います。
最後に、障害者福祉といいますか、施策のうちで最もおくれている問題が
精神障害者の問題だろうと思います。全国で百三十万人を数えると言われていますし、船橋では資料によりますと、千二、三十人という報告がされていますけれども、それらはやはり掌握できている範囲であって、まだまだ掌握をされていないところが多いはずです。現代病と言われるように、企業の中でもコンピューターや何かが入ってくることによって、ノイローゼや何かがふえています。
これからの大きな課題だろうと思うわけですけれども、その対応は、残念ながら保健所、あるいは医療の問題としてとらえられているのが実情です。市の福祉部の中に、その窓口がないと言っても過言ではない状況です。
その結果は、何十万人という人たちが牢獄同然の封鎖病棟に押し込まれておりまして、(「当たり前だよ、何するかわかんないじゃないか」と呼ぶ者あり)先年問題になった宇都宮病院の例に見るがごとく、人権そのものさえ無視されているのはご存じのとおりです。
中間年を前にして、国ではようやく精神衛生法の改正に手をつけるようでありますけれども、この問題は、船橋市でも総武病院、船橋北病院、千葉病院と、関係病院を多く抱えている当市にとっても大きな課題だろうと思うわけです。市は最近、この問題に対して庁内に担当部局を設けて検討に入ったようですが、どのような施策を考えているのかについて、そして特にこの方々の人権をどう保障し、社会復帰と福祉の推進を図っていく上で、どのような具体的な手だてを講じようとしていらっしゃるのかお聞きかせをいただいて、第一問としたいと思います。
〔学校教育部長岩波保夫君登壇〕
◎学校教育部長(岩波保夫君) ご質問にお答えいたします。
□□□□【氏名】君の事故はまことに残念なことでした。事故を再び繰り返さないためにどのような対応をされてきているのかというご質問かと存じますが、きのうも教育長がお答えいたしましたように、今回、教育委員会の中にスポーツ活動研究協議会を発足させ、早急に課題解決に取り組んでおります。この協議会は専門的な角度から検討をするために、医師会一名、体育協会一名、体育指導員の中から一名、小中学校の校長、教頭、教諭の中から十二名、学識経験者から二名、行政関係から一名、現在は十八名の代表者をもって構成しております。既に全体会で課題整理をして四つの部会を設け、具体的な検討に入っております。第一部会はスポーツ活動の組織、位置づけ、そのあり方、第二部会が指導における責任の問題、補償の問題、第三部会が指導の仕方、指導者の育成、研修、第四部会が安全、
健康管理というようなことを中心にいたしまして、各部会で具体的な検討に入っております。
以上でございますが、できる限り時間をかけて丁寧な検討をし、指針を出して現場の対応を図ってまいりたいと思います。
次に、指導者への研修はどうされているかということでございますが、校長会を通じて部活動の適正な運営について指導、または実技研修会等も実施して、事故の再発防止と適切な指導について研修を進めてきております。
また、指導者が萎縮することはないのかということでございますが、全部の指導者が体育を専攻され、また運動生理学等を勉強してきているわけではございませんので、指導についての緊張感は以前より高まっているのは事実でございます。現場は児童生徒のために、より緻密な計画的な指導をされております。ご理解いただくと同時にご協力をいただきたいと思います。
次に、体罰の問題でございますが、具体的にということで実情把握はされているかということでございますが、芝山中の例を申し上げられましたが、登校拒否児は二年生が九名、三年生が一名、十一月末で押さえておりますのは、現時点で合わせて十名でございます。
個々の原因について教育委員会としては把握しておるのかということでございますが、これは家庭の状況とか、あるいは中には本当に勉強嫌いで学校を怠けている子供とか個々にはおりますが、中には心因性だとか、あるいは自律神経失調症だとか、幾つかの原因がございます。もし個々にということでございますれば申し上げますが、申し上げにくい理由の生徒もおりますので、このような要因を把握しているということで、ご理解いただければと思います。
以上でございます。
〔
福祉部長戸川謹一君登壇〕
◎
福祉部長(
戸川謹一君) 所管の事項につきましてお答え申し上げたいと思います。
まず第一点は、五年間における福祉施策の進みぐあい、点検というふうなお話でございます。私ども五十六年の国際障害者年を契機といたしまして、今日まで実施いたしてまいりました施策を五つの活動分野に分類いたしまして、全庁的に見てまいりました結果、せっかくの機会ですからご報告申し上げますと、啓発広報活動は、広報への掲載事業ほか四事業、二番目の保健医療の事業は、重度心身障害者の医療、付き添い看護料の補助、こういう事業のほか八事業、それから三番目の教育育成の関係は、点字広報の発行ほか九事業、四番目の雇用就業の関係は、心身障害者の新規就労仕度金の支給、そのほか二事業、最後の福祉生活環境につきましては、段差の解消、盲人用の信号機の設置等、九事業を実施してまいったところでございます。
また以上のほか、市独自として実施してまいりました施設整備関係といたしましては、ご承知のとおり、
身体障害者福祉センター、それから東簡易マザーズホーム、
精神薄弱者授産施設であります光風みどり園、こういうものをこの五年間の間に市として設置をいたしましたほか、民間の施設ではございますけれども、
身体障害者療護施設の誠光園、これにも大変の助成をしていただきました。それから
藤原学園の中に、心身障害児者の福祉作業所を公設民営で再開をさせていただきました。そのほか
在宅福祉の施策といたしましても、重度心身障害者の家庭奉仕員の派遣、福祉タクシーの料金助成等、いろいろやってきているところでございます。
以上のところから、私どもは市民の皆様のご支援をいただきまして、他市に遜色のない福祉内容を達成しつつあるというふうに考えているところでございます。
それから、そのうちの二点目といたしまして、おくれている点はどの辺にあるかというふうなお話でございます。残念ながら、現在進行形のものといたしましては、心身障害児者の歯科診療の問題、それから寝たきり障害者の方の保健の問題、こういう問題が今後十分に力を入れていかなければならない問題ではなかろうかというふうなことで、今後も引き続き、関係機関の方々と協議、検討をして努力してまいりたいと思っているわけでございます。
それから次の、社会福祉協議会の関係の二階の問題でございます。
このことにつきましては、従来は一階の建物を使っておりましたけれども、現在のところに移られた結果、ご指摘のようなことになっているわけでございますが、この建物が、ご承知のとおり再利用をしていることから、障害者の方々に対する配慮において、幾分不足の点があることはお話のとおりかと思います。しかしながら、玄関正面にスロープを設け、そして一階にソファー等を置きまして、社会福祉協議会に用のある方は、ブザーを押していただくとお迎えにあがるというふうな私どもなりの努力はしているつもりでございます。
そういうふうなことで、新しい建物ということにつきましては、何分にも大変大きな問題でもありますし、私がお答えできる立場でもございませんが、土地の問題を含めまして、なかなか難しい大きな問題だと思っております。しかしながら、多くの対応を迫られております
福祉施設とともに、将来の課題として関係方面の方々と十分協議してまいりたいというふうに思っております。
それから次は、家庭奉仕員の方の問題でございます。昨日も家庭奉仕員のことにつきましては詳しいご質問をちょうだいしたわけでございますけれども、お話のように、確かに常勤のヘルパーは十一人でございます。そのほかに非常勤のヘルパー十四人おります。そういう中で、現在、常勤のヘルパーは平均六世帯を担当してもらっております。社会福祉協議会に委託をしておりますが、これは全国平均の数値の六世帯ないし八世帯という数値に比較いたしまして、必ずしも下回っているということではないと思っております。そういうことから、現在のところは充足をしているというふうに私は考えております。
昨日もお答えいたしましたように、六十二年度以降、国の方でこの家庭奉仕員につきましては、利用者の身近なところに登録ヘルパーを数多く配置したいということで、抜本的な改正を考えております。三百六十時間の研修というふうな義務づけはございますけれども、看護婦さんとか、過去にそういう技術を持った方は少ない時間でもいいようでございますし、そういうふうなことで、ヘルパーについてのいろいろな新しいことが試みられようとしているときでございますから、私は現在の常勤ヘルパーをふやすということは考えておりません。むしろ新しいシステムと現在のヘルパーをどういうふうに組み合わせていくのかの方が、重要な問題だと思っております。それから次の、
精神障害者の対応の問題でございます。このことにつきましては、ご承知のとおり、本年七月に公衆衛生審議会が、
精神障害者の社会復帰に関する意見ということで、今後の施策のあり方を提言されたわけでございます。これに基づいて、明年の春、精神衛生法の大改正が予定されているところでございます。船橋といたしましては、こういう状況を先取りいたしまして、既に六十一
年度予算で議決をしていただきました
精神障害者の小規模作業所に対しましての二十万円の運営費助成、これは県下初めての事業でございます。それから本年七月には、精神衛生の関係の専門家によります精神保健推進協議会というふうなものをつくっていただきまして、今後の
精神障害者の社会復帰対策、社会参加の促進対策、それから
精神障害者だけでなく、一般市民の方を対象とした精神健康の増進事業、こういうふうな三本の柱を持った協議会を設置していただきまして、既に国の動きを先取りしようということで、鋭意、協議会を開催願っているところでございます。これは全国で初めての組織でございます。
この辺で、ご質問者も申しておられましたように、船橋は精神科病院が四病院あることもありまして、私ども市長のご理解を得て一生懸命やってきたつもりでございます。この協議会は医師会の代表がお二人、精神科医療機関の病院長四人、保健所長、家族会の代表、それから市職員三人と、こういう構成でございまして、六十一年度は
精神障害者の基礎調査をやろうということで、まず実態を把握をしようというふうなことから開始しております。今後、福祉サイドからのニーズ調査を、こういう実態調査を踏まえて解析していきたいというふうに考えて、委員の各位にご努力願っているところでございます。
そういう中で、今後具体的にどういうふうなことを考えていくかというふうなご趣旨のご質問でございますが、このことにつきましては、今申し上げたような六十一年度の基礎調査を実施した結果を、この協議会で、専門家が大変入っていただいている組織でございますから、解析し、集約していただいて、市長に意見具申を申し上げ、その上で必要な福祉施策を講じてまいりたいというふうに考えております。
それから人権の問題につきましては、ご質問者が申されたとおりだと思います。明年の精神衛生法の改正内容の中にも、人権保障の強化規定が加えられることが入っておりまして、私ども大変期待しているところでございます。
以上でございます。
〔池沢敏夫君登壇〕
◆池沢敏夫君 少年のスポーツ事故死に関しては、教訓としていろいろな施策を進めていくということですから、ひとつばっちりお願いをしておきたいと思います。ただ、□□□□【氏名】君の問題だけは早く解決をしなきゃならぬだろう。補償の進捗状況といいますか、話し合いがあったそうですから、いつごろ話し合いがつくと考えていらっしゃるのかどうか、時期をいつと考えているかどうかについてだけ明らかにしておいていただければと思います。
次に、体罰、しごきの問題については、私もびっくりしたんですが、実は日本社会党は、毎日当番制をしいて、市役所の十階で十時から三時まで市民のご相談ごとに応じているわけですけれども、部屋の中に閉じこもっていても、なかなかお役に立てないというところがあるものですから、地域に出まして、志を一緒にする弁護士さんにも協力をいただいて、各町会や自治会館をお借りして、毎週土曜日に相談事を開いているわけですけれども、実は私は、五月の十七日と、そして十一月の二十九日の日に担当いたしました。そしたらお母さん方が入り口でちょっと戸惑っていらっしゃるようなんですけれども、どうぞと言ったら、弁護士さんに用事はないんですけれども、よろしいでしょうかと言う。法律の問題だけではなくて生活の相談ですから、何でもどうぞというところで入ってきたお母さんのお話を聞いて、まあ大変な状況を、体罰、しごきの実態の恐ろしさ、ひどさといいますか、残酷物語を知りました。
まず一つは、殴ったり、けったりすることは日常茶飯事のようですけれども、そんなことよりももっとひどいのは、刃物で加えた傷、その痛みよりも、言葉で与えた傷の方が大きいんだということわざがありますけれども、一つだけ事例を挙げてみます。髪の毛が長いとか、あるいはズボンが太いとかいう理由で、おまえはそんな格好じゃ、林間学校へは連れて行けないよと言われた。子供は頭にきて一回家へ帰って登校拒否をしていた。しかし、家の中で考えれば考えるほど、やっぱり行きたい、みんなと一緒に行きたいんだ、そう考えて、どうしても連れて行ってほしいと、自分の担任と一緒に校長のところにお願いに行った。子供は夢中ですから、行きたい一心ですから、髪の毛は床屋に行くのも忘れちゃった。ズボンもはきかえるものがないから同じ格好で行っちゃった。そしたら、おまえ、そんな格好で頼みに来るのは改心してない証拠だからだめだと断った。それだけならともかく、今度は当日出発する日に、ちゃんと用意をして、そしてバスの前まで行って、みんなと一緒に並んでいるのに一人だけ置いていくというような、こんな事実、こんないじめがあるだろうか。子供同士のいじめはさることながら、教師が子供を、教育者がそういうことをしているという事実を聞いて愕然としました。
しかも、その子はそれ以後、もう一切学校へは行かないと言い出しました。暴力は嫌だと言いながら家庭ではお母さんに当たる。そしてお父さん、お母さんも食っていくためには勤めにも出なければなりません。その間、ひとりぼっちでいるのは寂しいから、結果的には外へふらつくことになる。警察のご厄介にもなる。いわゆる非行少年や不良だと言われることによって、なおさら本人はそういう仲間を求めてしまうことになる。非行はだれがつくっているのか。学校がつくっていることになってしまうわけです。
もう一つ挙げてみます。義務教育下でこんなことが許されるのかどうか。一分でも遅刻をしたら、ほかの児童の勉強の邪魔になるから学校によこさないでほしいと、平気で先生が親にも言う。そして本人にも言う。子供はどうしたらいいんでしょうか。結局、家の中に閉じこもっていうということだけれども、そんなことはできません。同じ例ですけれども、喫煙やシンナー遊びや、あるいは外で、ゲーム
センターあたりでふらついて補導されるのが関の山になってしまう。そして学校への反抗は家庭内に、あるいは地域での弱い子供に対する当たりになってしまうことだって考えられるわけです。義務教育下においてそんなことが許されるのかどうか。そしてどうしても行きたいからと言って来る子供は、廊下に座らせっ放しで置いておく。それで授業になるのかどうか。まず義務教育下の学校法において、そんなことが許されているのかどうか。この点については教育長から答えてもらいたいと思います。
次に、きのう
先番議員が実例を挙げましたところ、そんなばかなというやじが大分飛びました。考えられないし、裏づけがないという話がありましたけれども、私は全部裏づけをつけて持ってきましたから。例を挙げてみます。きょうは実例がないと言われて対応されないんじゃ困るから、名前を全部挙げます。
二学期の初めに、芝山中学二年生のA君は、Fというサッカーの担任の先生に下腹部をけられて、現在、青山病院に通院中です。
夏休みのちょっと前ですけれども、B君はGという先生に、単にパンを買いに行ったということだけの理由でパンチをくらって前歯を折っています。
C君は歌を歌っていたということで、同じくG先生にベランダへ連れて行かれてけり倒されて、わきで担任の先生が暴力をやめてくれと泣いているわけです。
D君はHという、これは名前がIというんですけれども、この先生に目を突っつかれた。先生がやめてくれというところでわざわざそういうことをやる。J先生がやめてくれ、やめてくれ、泣いているそばでそういうことをやっている。一緒にいた男の子、E君の証言です。
子供たちの声を聞いてみました。暴走族だとか、不良になっている子供たちと口を聞くのはなかなか難しいんですけれども、僕は中へ入っていろいろ聞いてみました。その子供たちの言葉を聞くと、先生のことを名前で呼び捨てているんですよ。Iが発狂している。きょうの犠牲者はだれだか当てっこしようと言っている。先生のことを言っているんですよ。このH先生というのは、女の子の態度が気に入らないって、階段から女の子を突き落としてもいるんですね。芝山五丁目の女の子です。女の子だから名前をちょっと隠しますけれども、僕の知人です。(「今、挙げてるんなら、挙げちゃえよ」と呼ぶ者あり)日ごろ言葉で、そんなことやると血を見るぞとか何とかって先生が言う言葉じゃないから、それを中学生たちがまねをして、先生の言葉と同じことを言う。そんなこと言うべきじゃないと言うと、先生が言っているのに何が悪いということになる。
そこで親の希望は、クラスをかえていただくことができないか、その担任の先生のところからかえていただくことができないだろうか。あるいは先生をどこかの学校にやってくれないか。ところがよく考えたら、ほかの学校に行ったら、ほかの学校でまた同じことになるから、ほかの学校の生徒に迷惑がかかる。やっぱりやめてもらうしかないんじゃなかろうかと言っています。教育長、きょう、その親たちが来ていますから、問題意識を持った親、子供がいじめられた親、それから本人が先生方や教育委員会に来て話し合ってもらちがあかなかったということで、不満だということでおっしゃっているお母さんも来ていますから、お母さん、お父さんたちの前で、はっきりと見解を聞かせていただきたいと思います。
こんな状況下の中で、この校長先生が十一月の四日に教育功労賞だということで表彰もされているんですね。(笑声、「えらい」「えらいな」と呼ぶ者あり)どんな基準で選考しているのか疑問を持たざるを得ません。いずれにしても、いじめなんかによって子供が胃炎を起こして保健室にいるだけで、(「学校も悪いけど、生徒も悪いじゃないか」と呼ぶ者あり)校長室へ来いという形でこの校長は取り扱いもしておりますけれども、ひどい実態を、その数々を知るにつけて愕然といたしました。
子供の話をもう一つだけ言っておきます。K学年主任ですけれども、何でも疑ってかかるんだ、子供が何を言ってもそれはうそだと決めつける。それだから、もう先生に言ったってむだなんだ、口聞いてもむだなんだと言った。対話もなければ何にもない。僕は、それは親も悪いかもしれないし、子供も悪いのかもしれない──指摘されているけれども──いろいろあるかもしれないけれども、少なくも、義務教育下において子供たちは全員、学校を、所定の義務教育を修了させ、卒業させる義務があると思う。それらをさせないようにさせてしまっているこの実態について、どう直していこうとしているのか明らかにしていただきたいと思います。
それから、文書通達だとか何かじゃどうにもならないから、集まった研修の中でそういう問題を直していくんだと言っているけれども、そんなことでは間に合わない。僕が名前まで明らかにしたのは、学校の校長さんと会って、あるいはG先生やH先生と僕が会って何とかお願いをしてきましょうかと言ったら、それは私たちが何度も頼んでいるんだから直らないんだ。教育委員会に行って話をしましょうか。そうしたら教育委員会の保健体育課長さんかな、にもお願いをしたけれども、そして返事をくれることになっているんだけれども、その対応すらない、返事すらない。そして言って返る言葉は、私も芝山中へは行くけれども、視察に行ったけれども、いい学校じゃないですかと言ってる。訴えに来た人を逆なでしているわけですよ。何のために教育委員会があるんですか。子供たちのためや市民のための教育委員会ではなくて、それでは管理をする側に立っている教育委員会で、不必要だと言われても仕方がないと思いますから、その辺の見解も聞かせていただければと思います。
次に、障害者問題について質問をいたします。
過去五年間いろいろやってこられたそうです。実例を挙げてご報告もいただきました。確かに総合福祉会館ができておりますし、光風みどり園も立派にできました。あるいは市の施設ではないにしても、ワールドナーシングホームもできました。確かに施設面は進んでいます。しかし、何ともおくれているのではないかと思われるものが
在宅福祉、いわゆる完全参加と平等をうたった方針に沿って、どの程度前進面が図られているのかとなると、私は疑問を持たざるを得ないのです。
福祉協議会の会館についても、幾分おくれてはいるけれども、私が答える問題じゃない。だから、私が答える問題じゃないから市長に答えてくれといって質問しているわけですから、そのぐらいはわかっているわけです。だから市長に、社会福祉協議会館、あのままでいいんですかと質問をいたしました。二階にあって、老人の体のぐあいの悪い人や、あるいは車いすの人は来るなと言って拒否をしているわけで、これでは完全参加と平等の精神に反するだけではなくて、社会福祉協議会そのものの存在を軽視していることにならないだろうか。早急に改善の余地があろうと思いますけれども、市長のご見解を改めてお伺いをいたします。
なお、家庭奉仕員についても不足をしておりますし、実際にお願いをしてもなかなか対応していただけないから、私は足らないと言っているのであって、十分足りていらっしゃるというお答えでは不満です。(「それはしょうがない、不満でも」と呼ぶ者あり)
寝たきり老人の対応ではそれなりにやっているのかもしれませんけれども、実例としては
身体障害者の方がお父さん、お母さんの世話になってきた。しかし、お父さんもお母さんも病気で倒れた。そしたら、トイレに行くことすらできない。そのときに何としても温かい手を差し伸べなければならないのが行政の役割だろうと思うわけです。有料では収入がないわけですから、つらいわけです。家庭奉仕員をぜひともふやしていただきたいし、ふやす必要がないというなら、なぜそういうことになるのか、もう一度お答えをいただきたいと思います。
社会福祉協議会館については私の私案ですけれども、勤労会館、いろいろ問題点はあるけど何とか建つようです。そうしたら現在ある勤労会館を建てかえると言っても大変だとすれば、改造すれば何とかなるんじゃないですか。車いすが入れるようにぐらいすぐできるはずですから。そんな考え方でも、きょうの場で明らかにしていただければと思います
続いて
精神障害者の人権の問題ですけれども、日本には障害者雇用のために割り当て雇用制度というのがあります。行政機関や、あるいは企業は、その従業員を一・五%から一・九%まで障害者を雇用しなければならないことが義務づけられています。しかし、この制度は、残念ながら
身体障害者だけに適用されていて、
精神障害者には適用されておりません。
精神障害者への対策は、今日まで、いわゆる医療の範疇とされていることが多くて、社会復帰や、あるいは生活安定など福祉的サービスは全くないと言える状況です。そしてこれは国際的にも批判の的となっています。
精神障害者に対する根強い差別や偏見が存在をしていることが大きな問題です。そして差別や偏見の撤廃こそが、この問題を避けては通れない問題だと思うわけで、ぜひこの問題については、今現在検討されている委員会の中で、抜本的に改革をされるように取り組むことをこの点についてはお願いをし、本日は問題提起のみにとどめさせていただいて、第二問を終わります。
〔学校教育部長岩波保夫君登壇〕
◎学校教育部長(岩波保夫君) 第二問にお答えいたします。
□□【氏名】君の補償の問題でございますが、現在、遺族を通して弁護士と接触をし、話し合いを進めておりますが、いつかということですが、教育委員会としては、なるべく早い時期に誠意を持って解決をしたいと思っております。
体罰の問題で大変厳しいご指摘を受けましたが、林間学校へ行くときの問題、あるいは遅刻したときの問題、あるいはクラスがえの問題、私どもが学校長を通して調査をしておることと多少行き違いもございますので、ここで私が、このことはこうでなかったと言ってもどうかと思いますので、ご指摘はご指摘として伺って、また十分調査をして適切な対応を図ってまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
それから、教育委員会での相談業務のことでございますが、今、指導課とか、あるいは研究所、そういうところで相談業務を展開しておるわけですが、やはり相談業務が非常に多い関係で、なかなか意に満ちた形でご満足いただけるかどうかということは、できる限りそういう方向で努力はしておりますが、なかなか子供たちの持っている問題、あるいは家庭の持っている問題等が非常に多岐でございますので、簡単に解決するというわけにはまいりませんが、できる限りの対応は今後もしていきたいというふうに考えております。
また教育功労の問題でございますが、斉藤校長がことし一年、あるいは芝山中学校へ行ってからということではなくて、長い教員としての実績を踏まえた上での教育委員会の判断でございますので、その点についてはご理解いただきたいと思います。
なお、いろいろご指摘いただいたことにつきましては、今後、委員会といたしましても、教師のモラルを高める中で十分努力をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
〔市長大橋和夫君登壇〕